弊社は昭和24年に原田農産加工所として創業し菜種搾油製粉事業を開始し、昭和28年に原田製油有限会社として設立されました。そして昭和56年に納豆ともやし等の製造販売業務をスタートして翌年に販売会社の二豊フーズ(株)を設立し現在に至ります。
自然がテーマの食品づくり~「ふるさとは食卓に」をモットーに、食品安全・職場安全・交通安全の安全三原則に則り原材料や地産地消にこだわった納豆作りに取り組み、まもなく創業70年を迎えようとしています。
では健康ブームや日本食・和食ブーム等で度々メディアにも取り上げられる(時期にもよりますが2018春~夏は全国的に店頭にて品薄状態にも)納豆がどのようにして皆様に食卓に届くのか簡単にではありますが説明させていただきたいと思います。
<1日目>
・洗浄
大豆の選別。全農や商社から選別された全大豆を再び石探知機に通し、石や異物を除去。
選別された大豆と水を投入し、スクリューで洗浄を行う。
・浸漬
洗った大豆を浸漬タンクに入れ地下水(20℃)に浸す。浸漬時間は大豆の品種や粒形によって調整。
<2日目>
・蒸煮
大豆を蒸煮釜で蒸す。蒸しあがった大豆に納豆菌を 噴霧。
・充填
納豆菌に噴霧された大豆を充填機により容器に充填。
重量検査や金属探知機を経てビニールの被膜をかけ、タレ・からしを投入しフタをする。
・発酵
パック詰めした納豆を発酵室にて約1日発酵させる。
<3日目>
・熟成
発酵完了後、発酵で数時間熟成させる。冷蔵庫に一昼夜保管し発酵を停止。
<4日目>
・包装
賞味期限を印字しフィルム包装後、段ボールに詰め出荷されるまで冷蔵庫にて保管。
・出荷
九州一円を中心に中・四国~関西と東京の一部へと。
生産~出荷まで温度管理の徹底で過発酵の防止に(品質保持に細心の注意を)。
詳しくは弊社Webもご参照ください。
http://www.nihofoods.com/
以上4日サイクルで納豆は作られています。店舗の業態に関わらず365日売り場で目にする納豆ですが大豆のイソフラボン、納豆菌やポリアミンなど様々な健康効果を持っている事もあり今後ますます注目される事でしょう。納豆の持つ健康効果についてはまた別の機会に。皆様も健康管理や健康経営にぜひ納豆を活用していただけたらと思います。
- ■会社名:原田製油有限会社
- ■氏 名:原田 健太郎
- ■プラザ大分会員歴:1年目
- ■入会のきっかけ:当会員OBでもある弊社社長、専務から勧められて。
- ■プラザ大分に入会してよかったこと:
- 異業種の同世代だけでなく幅広い年代で多種多様な話が出来る事で新たな発見や視野が広がる。
- ■次回執筆者の指名:(株)千代田の豊原さんよろしくお願いします。