私の信条です「何とかなるさ」
ひと息つく暇もなく時間に追われた時、明日までの納期に資機材がフリーズした時、そして判断に迷い困惑したとき‥‥「何とかなるさ」と言い聞かせてやってきました。
最上の出来に仕上がらなくても何とかなっているわけで、ただ抜かしてはいけない・伝えなくてはならない要点さえ抑え込んでしまえば何とかなったわけです。
この言葉に助けられながら、生きてきた気がします。
30代の中頃でしたか、徹夜越しの計算をしていた時、当時はパソコンからの出力はドットプリンターと言って活字を打ち出す方式のものでした、計算途中を打ち出そうとしたときにドットピンが折れ活字にならなくなりました。午後10時を過ぎていた時、あきらめ気分でシステムの営業に来ていた年配の営業マンに電話したところ、なんとその日に入荷した機材があり他業者に納品するものを貸して頂けることになり、わざわざ会社に届けてくれることになったわけです。
九死に一生を得る体験をこの時に味わいました。 翌日が役所でのヒヤリングでした。
年を取り自分が解ってくると随分と私自身の“ずぼら”な性格が見えてきます。
どうしようか、何から始めようか、分からない部分はどんな風にしていこうか…等々
何とかしなければ、何ともならない訳ですが、やはり個人の力や能力には限界があるだろうし、特に私のようなずぼらな人間は何ともならないことの方が多いわけで、しかしながら何ともならない私には、何とかできる多くの頼りになる知り合いが居たことに気づきました。
プラザ大分には「何とかできる人」がたくさん居ます。多くの会員の皆さんに会えてとても良かったと思っています。会社にとっても、資機材の改良知識と改良製品、私自身にとっても、手の行き届いた考え方と知識、上質のアイデアをかなり多くの方々に頂いてきました。
只々、プラザ大分の会員の皆様に感謝の思いでいっぱいです。
多くの何とかできる人、何とでもできる人のお陰で私は「何とかなるさ」で生きてこられたと思います。
「何とかなるさ」でしか生きていけないずぼらな自分。
これからも「何とかなるさ」で生きていこうと思います。
■会社名:株式会社ソイルテック
■氏名:中元億朗
■プラザ会員歴:12年目
■入会のきっかけ:元会員の北山様と宮脇様の並々ならぬ勧誘に乗せられました。
■入会してよかったこと:エッセーを読んでください。
■次回執筆者の指名:同郷のよしみで、㈱大分日本無線サービスの村井勝伯さんにお願いしたいと思います。