/[リレーエッセイ] 保険代理店てどんなところ?(小野晋太郎)

[リレーエッセイ] 保険代理店てどんなところ?(小野晋太郎)

保険代理店てどんなところ?

こんにちは、RIMIX(リミックス)株式会社の小野と申します。
弊社は2017年に法人化し大分市、杵築市に事務所を置き、保険代理店業を営んでおります。

今回の私のエッセイでは、保険や保険代理店のあれこれについて知っていただければと思います。

 

〇保険の種類について
保険は、「健康保険」、「雇用保険」などの社会保険といわれるものと、「死亡保険」、「自動車保険」などの、民間保険の2種類に分類できます。保険代理店は、後者の民間保険を扱います。
基本的には○○生命には自動車保険の商品は存在しませんし、△△損保には終身保険や定期保険は存在しません。最近になり、どちらの分野にも属さない新たな分野として、医療保険やがん保険などが含まれる分野がうまれ、民間保険は下図のように第一~第三分野のどれかに分類できるようになっています。

出典:保険相談ナビ https://www.hokennavi.jp/cont/column-knowhow-008/

 

〇意外と知らない保険会社と保険代理店
保険会社は保険商品を開発したり、販売中の商品内容を世の中の状況に応じて変更したり、その商品を販売する業務まで行っています。
保険代理店は保険会社の代わりにお客さまに保険を販売するだけでなく、契約内容変更、事故処理、保険金請求などの、業界用語でいうところの「保全」というアフターフォローの仕事を請け負います。委託を請け負う保険代理店は、一社だけの商品を扱う「一社専属」と複数の会社の商品を扱う「乗合(のりあい)代理店」があります。
また、損害保険代理店には、保険販売を専業とする「専業代理店」と、自動車ディーラー、自動車整備工場、不動産業者、旅行代理店などが保険販売を兼ねる「副業代理店」があります。
弊社は、「乗合の専業代理店」に位置付けられます。

〇どのような人がお客さん?業務内容は?
弊社の場合は、個人、法人問わずお客様がいらっしゃいます。
日々の業務としては、保険契約の更新、契約内容変更、事故処理や新規契約などがあります。
また、業務ではありませんが、保険商品は頻繁に改定が行われるので、日々の勉強は欠かせません。

〇最後に
近年、毎年のように記録的と言われる大雨などの自然災害が発生し、日本各地に甚大な被害を与えています。
被災者の方からは「この場所がこんな被害に遭うとはとは思ってもいなかった」というような声も多く聞かれ、“今まで大丈夫だった”がなかなか通用しない時代になりつつあると感じます。
また、南海トラフ地震についても30年以内に70%~80%の確率で起こるともいわれており、大分県も相当の被害を受けると予想されている県の一つです。
保険というものはその性質上、基本的には事故がないと発動しません。今まで事故を起こしたことがなく、保険料を払っていることがもったいないと感じていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。そのようなものだからこそ、事故が起こって保険金請求をした時に、「出るはずの保険がでなかった」、「保険金は出たが足りなかった」こんな思いをして欲しくはありません。
これから皆様が、新たに保険に加入したり、保険を更新したりするときは是非、「今まで起こらなかった」ではなく、「起こった時どうするか」のことを保険代理店の方と一緒に考えてみてください。

・会社名:RiMiX 株式会社
・氏名:小野 晋太郎
・プラザ大分 会員歴 4年目
・入会のきっかけ、経緯
前任者より引き継ぐ形で入会しました
・プラザ大分に入会してよかったこと
個性的で魅力的な方ばかりで、毎回楽しく参加させていただいています。幅広い年代、様ざまな業種の方がおりとても勉強になります。
・バトンを渡す相手(次回執筆者)
㈱AKシステムの上さん、よろしくお願いいたします!