/「リレーエッセイ」デジタルトランスフォーメーション(DX)のススメ(川上陽二)

「リレーエッセイ」デジタルトランスフォーメーション(DX)のススメ(川上陽二)

皆様お世話になります。株式会社ザイナスの川上です。
ヨーグルトン乳業 前原社長よりご指名頂きました。ありがとうございます。

株式会社ザイナスは企業の社内基幹業務システムの開発やAI・IoT・RPAといった技術を活用し業務効率化のご支援をしております。
弊社は2000年5月に創業し、20周年を迎えることとなりました。
数多くの業種業態のお客様に支えられ、社内業務効率化などITを通してご支援させて頂いておりますこと感謝申し上げます。

さて、表題としております「デジタルトランスフォーメーション(略:DX)」という言葉をご存知でしょうか?IT関連の情報等をよく見られている方はご存知かもしれません。

少子高齢化、人不足による労働人口の減少、価格競争の激化など今後も引き続き拡大していくと見込まれています。
その中で、生産性の向上による売上・利益の向上に加えて、働きやすい環境を作ることが今後の企業の付加価値と考えます。

【DXの定義は以下とされています(経済産業省:DX推進ガイドラインより)】
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

簡単に言ってしまうと、データと最新のデジタル技術を使ってビジネスをイノベーション(革新)する。という事です。

経済産業省が発表した「2025年の崖」という問題もあり、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存すると、社内の有識者の引退やIT人材不足等により、リスクが高まり競争力の低下や事業停滞などを招く可能性がある。とされています。

・やり方がバラバラ(アナログな指示書や伝票処理等の方式がそれぞれ異なる)
→新人は慣れるまで時間が必要。人的ミスを誘発。
・システムがバラバラ(夜間バッチ処理等で更新、Excelで数字を統合)
→二重入力・計算ミス、今見たい数値がすぐ出ない
(システムが複雑化、老朽化している)
などの課題をよく耳にします。

技術革新により、様々な方法でデータを比較的簡単に取得できるようになってきました。
データを取得するだけでなく、データをどう活用し役立てていくか? が重要です。

データが活用できないと、
・情報が分散
・人材と時間やコストにムダが発生
・経営判断の遅れ

など大きなリスクとなってしまいます。

そこで、全ての経営資源(ヒト・モノ・カネ・データ・ビジネスモデル)を将来的に統合管理し、迅速な経営判断を行える環境を作り、かつ従業員が働きやすい環境を作っていくことがDX(デジタルトランスフォーメーション)に繋がっていくと考えます。

将来を見越して、今から一歩踏み出すことが必要かもしれません。

・会社名:株式会社ザイナス
・氏名:川上陽二
・プラザ大分会員歴:2年目
・入会のきっかけ、経緯:会社から
・プラザ大分に入会してよかったこと:異業種の方と交流でき勉強できること。
・バトンを渡す相手:豊國建設株式会社 池邉さん お願いします!