5月13日、大分県技術・市場交流プラザ大分の令和3年度の発会式が開催されました。
コロナ禍の最中、しかも感染状況が悪化していることを鑑み、昨年度に引き続き、ビデオミーティングツールを使ったオンライン開催となりました。場所は空間が広く、感染対策もしっかりと実施されているthe bridgeさんをお借りして行いました。
今年度第一回の例会では、オンラインで委任状を含めほぼ全ての会員が参加し、今年度の活動計画が承認されました。この状況下でもできることを考え、積極的に活動していこうという気持ちを共有できました。
続く総会では、今年も参加いただける助言者、アドバイザー、新規会員の紹介、そしていただいたご祝辞を、当会幹事より代読させていただきました。ご祝辞いただいた大分県商工労働観光部 高濱部長、(一社)大分県工業連合会 小手川会長、大分県異業種団体協議会 河野会長、大変ありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
基調講演は、(株)ハイドロネクスト COO 横山様をお迎えし、『株式会社ハイドロネクストにみる新規事業立ち上げの実例』 という演題でご講演いただきました。
ハイドロネクスト社は2020年に行われた第18回大分県ビジネスプラングランプリで最優秀賞に選ばれた、水素精製デバイスの開発・販売のベンチャー企業です。その発端から技術的な話、これからの展望など、大変興味深い話ばかりでした。大分から水素社会のカギとなる企業として大きく成長されるよう応援してます。カメルーン事業でカメルーンから帰国して間もないお疲れのところ、誠にありがとうございました。
新型コロナの影響が長期的に続く厳しい事業環境ではありますが、各企業に貴重な人・お金・時間を供していただき、また新しい2社の仲間を迎え、25社によって当会は今年度も活動していきます。
「異業種交流は会社や既存組織では教えてくれない、ビジネスでも遊びでもなく、共に考え共に学ぶ、新しい立ち位置を与えてくれる同志育成の場であり、そこで何を掴むかは貴方次第であります。」
ご祝辞で河野県異協会長からいただいたお言葉です。会員それぞれが、それぞれの目的をもって会に参加されていると思います。様々な背景・意図・アイデアの交錯から、今年度のスローガンである「越境イノベーション」を目指していきましょう。
それでは今年度もよろしくお願いします!