2月17日~18日にプラザ大分の視察研修旅行がありました。
コロナの影響で3年ぶりとなる視察研修旅行、近いがなかなか機会の無かった県内企業の視察を、当会会員の人脈にて実現また、県内有数の観光地である臼杵の魅力を再発見する視察旅行となりました。
まず訪れたのは、石灰岩の生産量日本一を誇る津久見市にあります「古手川産業」さんに訪問、工場内を見学させていただきました。
採掘(石灰石)から生石灰や消石灰に加工されるまでの工程や、これらがどのような製品に使われているかなど、初めて聞く内容も多く、身近な物にこんなに使われているのかと感心させられました。
工場を見学させていただく中で、加工工程に関するIotなどを説明していただきましたが、会員一同興味深々のようで質問が絶える事はありませんでした。
また、これらのIot機器を自社開発しているという事にも大変驚かされました。
工場内の様子
古手川産業さんの工場見学の後は、県内でも有数の観光スポットとなっている臼杵石仏、こちらの入口にあります石仏観光センター「郷膳うさ味」にて昼食をいただきました。
いただいたのは「臼杵たち重御膳」、太刀魚を鰻のかば焼きのように調理したもので、会員は全員大分県出身なのですが初めて口にした方がほとんどで、その美味しさに驚いていました。熱々の大分名物団子汁で体もぽかぽかになり、郷土料理の素晴らしさを再認識いたしました。
食事の後はみんなで記念撮影
皆さんお腹もふくれいい笑顔です。
食事の後は臼杵石仏センターに隣接する、臼杵せんべいさんにお邪魔させていただきました。
臼杵せんべいさんは昨年までプラザ大分の会員で、当会のものづくりからの流れで宇宙食の開発も継続して行っています。こちらで会員はスイーツタイム
私はこちらで臼杵せんべいソフトをいただきました。
想像よりもショウガの味がガツンときて、とても美味しかったです。
午後の企業視察まで少々時間があった為、こちらもまた臼杵石仏観光センター近くにある、臼杵焼きのアトリエを見学する事に
今からおよそ200年前に開かれ、十数年の限られた期間の後、一度は途絶えた幻の焼き物という事で、いろいろな型に押し付ける事で成形する独特の技法で、臼杵石仏で春に見頃を迎える蓮の花型をはじめ、数多くの形が存在するとの事でした。
アトリエの近くにはカフェもあり、こちらで臼杵焼きや、スウィーツの販売も行っていました。
臼杵石仏にお越しの際には、ぜひこちらにも足を運んでいただけたらと思います。
臼杵焼き ホームページ
https://usukiyaki.com/
そして午後からの企業視察は、臼杵で知らない人はいない「フンドーキン」さんへ
写真は世界一の大きさの木樽!
その大きさは創造を遥かに超える物で、機会が有ればぜひ見て頂きたい大きさです。
ガイドをしていただいた方は超が付くほどのベテランで、コロナのせいでここ数年はほぼガイドをしていなかったとの事で緊張していますとの事でしたが、大豆から醤油になるまでの工程や、樽の説明などすごく解りやすく、あっという間に見学の時間が過ぎてしまいました。
帰り際に記念写真をパシャリ
お土産にお醤油を頂いちゃいました。
そして、本日最後の視察先である、板知屋という高台へ
ここは、今年度のプラザ大分ものづくりにおいて「TEAM ITACHIYA」が活動を行った場所になります。
奥に見えるのは津久見島で、臼杵市街地方向を見下ろすと日豊本線が海沿いを走っており、そのロケーションから撮り鉄の聖地となっているとの事です。
もともとは放置されたゴミや、雑草や木が生い茂っていた場所だったのですが、このロケーションを何とか活かす事はできないか、という事で地元の方と整備を行ったとの事で今回この地を見学場所に選んだのですが・・・
何と、最後にITACHIYAチームが活動を行った時より更に綺麗になっていたとの事!
活動が地元の人たちの心を動かしたのではないかとチームの面々は驚いていました。
今後この場所がどのように活用されていくのか?プラザ大分がどのように関わっていくのかはまだ未定ですが、きっかけを作ったのは一つの成果ではないかと思います。
そして夜は皆さんお待ちかねの懇親会
(ここからはだいぶ落ち着いたとはいえコロナ過という事で有志による参加型で)
臼杵で有名な食べ物といえば ”ふぐ” 「臼杵ふぐ 割烹みつご」にてふぐ刺しはもとより、唐揚げ、鍋など臼杵ふぐを堪能させていただきました。
割烹みつご ホームページ
~2日目~
従来の視察旅行では2日目も全員で予定を組んで行動するのですが、今回は昨晩からの有志による参加型の延長という事で3組でゴルフコンペを開催
2月とは思えない天気と気温で最高のゴルフ日和でした。
3年ぶりとなるリアルでの視察旅行、従来通りに開催とはいきませんでしたが、勉強や刺激になるとともに会員の懇親が深まる貴重な旅となりました。