/【創造おおいた掲載】協和包材株式会社 河野会員が紹介されました

【創造おおいた掲載】協和包材株式会社 河野会員が紹介されました

プラザ大分の会員である協和包材株式会社の事業承継についてのインタビューが、大分県の外郭団体である産業創造機構の発行紙「創造おおいた」に掲載されました。

以下記事の要約となります。

————ココカラ

■先代の想いをしっかりと聞き「継ぐこと」を前向きに捉える

企業存続の課題として人手不足と事業承継が挙げられる。特に後継者問題では、トップ交代による既存事業の変化も問題となる。協和包材株式会社では、会長が70歳を迎えたのを機に代替わりが行われた。先代の理念を引き継ぎ、事業承継の実体験を語る。

■「お客様のお役に立つ」老舗プラスチック梱包資材メーカー

協和包材株式会社は、昭和中期に紙包装が主流の中でフィルム包装に先駆け、現在では多様なパッケージ資材を取り扱う。河野亨会長は、リーマンショックを乗り越え、顧客第一主義を貫いてきた。

■「会社を任せられる」「スキルを活かせる」の相関

亨氏の長女の夫である洋介氏が事業承継に向けて会社に入り、専務としての経験を積んだ。彼は技術職から営業職への転職に苦労しながらも、効率的な業務展開を進め、次第に顧客から信頼される存在となった。

■院政は引かない、引き際は潔く

亨氏は事業承継を進めるにあたり、「承継後は経営に口を出さない」と決めていた。洋介氏は、そのスキルを活かして事業承継補助金申請を行い、予定より早く社長に就任した。義父と婿の間には前向きな対話が続き、人脈の引き継ぎも円滑に進んだ。

■変わるべきは変わり、守るべきものは守る

洋介氏は時代の変化に対応し、業務効率化やデジタル化を積極的に進めている。同社の社是は先代が考案したもので、洋介氏もこの社是を残しつつ、家族を大切にする姿勢を持ち続けている。

協和包材株式会社の事業承継は、先代の想いを受け継ぎつつ、論理的な経営を実現する理想的な形となった。

————ココマデ

新社長の益々のご活躍をお祈りしております!