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令和6年度視察研修旅行

11月22日~23日に掛けて9名のメンバーで、宮崎、鹿児島へのプラザ大分視察研修旅行を行いました。

新型コロナウィルスによりここ数年は県内やVR旅行でなかなか県外への視察旅行が叶いませんでしたがコロナも落ち着き

6年ぶりの県外視察となりました。

1日目は、大分駅に7時45分に集合し、ハイエースに9名乗り合わせて、まずは宮崎延岡の新海屋さんを訪問しました。

新海屋さんは、売り上げ規模10億の会社で、元々小川社長は叔父さんの会社で養殖魚魚関係に携わっていたが、独立し現在に至る。

会社ホームページ http://shinkai-ya.net

 

その道のりはかなり険しいもので、多くの困難を経験しつつそれを乗り越え今に至るまでのお話をしていただきました。

加工工場の中を見せていただき、養殖された魚を仕入れて、加工し販売を行う。また、大手の顧客を持ち大きく企業を拡大され、それに伴い現工場を設立設備投資にも数十億単位で進めておられました。

また、特徴的なのは僻地でありながら、漁業関係ということで、若者の採用に苦慮されていたが、自社内で野球チームを作ることにより採用を進めるという斬新なやり方でリクルートを進めていました。

しかし、そこにかかる費用や管理、そして、定着率などを聞くとかなり苦しい状況であるように感じました。

まだまだ改善が必要と述べられていました。

延岡での見学が終了後、新海屋さんの経営する鰤屋金太郎というレストランで、えびす丼(ブリ・真鯛・カンパチ)をいただいた。

ボリュームもあり大変美味しくいただきました。また、あら汁も美味しくお代わりをしてしまいました。

皆さんも近くにお寄りの際は是非、鰤屋金太郎に寄ってえびす丼を食べてみてください。

 

その後、鹿児島へ向けて出発。

道中、サービスエリアに寄りながら移動中も会員で親睦を深めました。

夜の懇親会は焼肉REDROCKで豚しゃぶのコースを堪能しました。

天文館に近かったのでその後は鹿児島の夜を堪能してきました。

2日目

朝8時半にロビーに集合し、まずは、仙厳園へ。

仙厳園は目の前に桜島を望む素晴らしい景色の庭園であり、江戸時代に地元を統治、進化させた島津斉彬氏の子供島津光久氏の別邸ということで、散策をした。松竹梅鶴亀と5つの縁起物が庭園内にはあり、地元でも非常に縁起が良いべしょとのことで、当日は七五三などを現地で行う親子連れの姿などが見られた。

敷地内の集成館においては当時の富国強兵、殖産興業推進のための製鉄や切子硝子の他、造船や大砲などの模型を見学してきました。

次に串木野市に本社を置く創業150年となる濱田酒造を見学してきました。

会社ホームページ http://www.hamadasyuzou.co.jp

金山蔵・傳蔵院蔵・伝兵衛蔵と三カ所の蔵がある中で伝兵衛蔵を見学させていただきました。

 

実際に現地で、工場を酒蔵を見学させていただき、コメを蒸し、3種類の工程、地産の数種類のサツマイモを麹と混ぜ発酵し、蒸留する過程、また、昔ながらの製法を取り入れた工程や使われている道具などを見せていただいた。

白麹・黒麹・黄麹の三種類の焼酎の利き酒も体験でき、それぞれ特徴のある味わいでした。

私個人としては白がお勧めです。

そのご、熊本方面を通り、一路大分に18時過ぎに到着し解散となりました。

各地の企業訪問を通しビジネスの感覚を各自磨くとともに会員間の距離が深まる大変有意義な視察研修旅行でした。