7/20(木)はプラザ大分の7月例会でした。
今月の企画として、大分南にある大分刑務所の内覧と協和包材株式会社様の企業視察をさせていただきました。
大分刑務所は身近にありますが、なかなか行こうという発想も、行く機会もないところではあります。今回、会員企業の提案により、内覧させていただくことになりました。(大分刑務所は随時見学を受け付けておりますので「ご家族の方とでも」見学できるということです。)
内覧させていただいたことで、現在の刑務所は、監獄というより更生施設としての役割を担っていることが理解でき、再犯を防ぐには出所後の「居場所」と「出番」が必要だ、という分類教育部長のお話は印象的でした。刑務所では企業から依頼を受けて製品を受注生産したり、オリジナル商品を企画から販売までしていたり、またその製品の出来が驚くほど良かったりと、現在の刑務所の意外な一面を知ることができました。贖罪し、スキルも取得した上で出所する方々の「居場所」と「出番」の準備を地元の中小企業として支援することができないか、と思わせられました。コレワークという受刑者雇用の仕組みがありますので、是非ご一読してみてください。
http://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei08_00070.html
協和包材株式会社様では、5色グラビア印刷機やフィルム自動製袋機等、印刷工程や製袋工程を見学させて頂きました。見たことのある商品が製造されているのを目の当たりにできました。みなさんの手に取る商品も協和包材様の製品であるものが多いかもしれません。協和包材のみなさま、ご協力ありがとうございました!
その後、協和包材様の一角をお借りして例会を行いました。今年度、毎月実施している会員企業の自己紹介では、「中の人」としての話を交えながら、質疑応答もありながら、パンフレットに載っていない話も聞くことができ、より企業について理解することができます。来月の企業紹介も楽しみです。
来月の企画は、大分の著名IT企業の株式会社ザイナス様にお願いし、IoT(Internet Of Things: モノのインターネット)について講演いただく予定です。場所はホルトホール大分隣のコレジオ内を予定しています。新鮮で濃密な内容になることと思います。会員企業のみなさま、是非御参加ください!