9月7日、日田の異業種交流会プラザ日田様との交流会を行いました。
代表幹事の株式会社アサヒ常務取締役の小埜様と日田時報紙器印刷株式会社製作主任の高倉様に案内していただき、昨年の九州北部豪雨での被災状況、そして日田プラザ会員企業様の企業見学をさせていただきました。
平成29年の九州北部豪雨で大きな被害のあった日田では、復旧工事が続いています。地滑りのあった山肌や当時氾濫したという川を見ると、テレビからでは受け取れきれなかった被害の大きさ、自然の力の大きさをまざまざと感じました。当時の状況の説明を聞き、自然災害の多い国に住むことについての心構えをあらためて教えてもらったような気がしました。
山が崩落した小野地区
氾濫した花月川
企業見学では、家具の製造をされている（株）アサヒ様の工場を見学させていただきました。
工場長様に案内いただき、製造のプロセスを段階的に見せていただきました。ものづくりにかける多くのこだわりが端々から感じられ、大変刺激になりました。
端々から伝わる技術力とこだわり
昨今インターネット販売が盛んになっていますが、「ネットでは座り心地、触り心地は伝わらない」と対面販売にこだわる姿勢に感銘を受けました。いくつかの素材に触れさせていただきましたが、見た目は似ているようで、触ることで感じる質の違いは大きいものがありました。
臨場感のある工場長様の解説とプラザ大分からの多くの質問であっという間に予定時間が過ぎてしまいました。
次に、すてーき茶寮和くら様でコーヒーブレイクを兼ね、こちらを運営される有限会社和くらの古田様とマルマタ林業株式会社の緒方様に、企業紹介をしていただきました。
すてーき茶寮和くら様ホームページ
マルマタ林業様ホームページ
和くら様の倉を改装した素敵な空間で、美味しいスイーツとコーヒーをいただきました。これがまた絶品で、また食べに来たい味です。
今回はコーヒーブレイクということで寄らせてもらったのですが、ステーキも大変気になるところです。
マルマタ林業の緒方様からは、企業紹介と昨今の林業業界の動向についてお話いただきました。
活発な質問や意見交換があり、お互いに何かしらのヒントを得た会員もいたのではと思います。解決すべき問題はどこの業界にもあると思いますが、林業にも多くの課題があることを垣間見ました。このような異業種交流活動を通して、業種を超えて、地域を超えて、解決のタネにめぐりあったり、芽が出るようなきっかけになるとよいですね。
この交流会の最後（本番？）として、プラザ日田会員の亀山亭（きざんてい）ホテル様の屋形船で懇親会を開催しました。
季節も秋へと移り変わりの最中、日暮れは涼しくおだやか、土砂降りだった雨も止み、ゆったりと流れる三隈川に漂いながら、美味しい食事と楽しい会話を楽しみました。プラザ日田様のおもてなしで、良いひとときを過ごさせていただきました。
プラザ日田様との交流は、本当に貴重で有意義な1日になりました。お忙しい中、予定の調整から現地の案内までしていただいたこと、大変感謝しています。当方至らないところが多分にあったと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。次回はプラザ大分がプラザ日田様をお迎えできればと思います。ぜひおいでください。この度は本当にありがとうございました！
プラザ大分では他団体との交流を積極的に進めています。もし当会との交流にご興味のある団体様がいらっしゃいましたら、是非お声がけください。
